フォルダ共有で WebAssembly が動き、ブラウザの中で SQL を実行できるようになりました
フォルダ共有(静的サイト)で、WebAssembly と Worker を使えるようになりました。DuckDB-WASM のようなブラウザ内の分析エンジンを jsDelivr から読み込み、フォルダに同梱した Parquet などのデータを、その場で SQL で集計できます。サーバーを用意せずに、触って絞り込めるデータダッシュボードを共有できます。
サンプルとして、気象庁の 158 地点・約 150 年分の月別値(20 万行)を可視化したダッシュボードを公開しました。年を動かすたびに、ブラウザの中で SQL が実行されます。サンプルの URL とソースコードは artifactshare/examples にあります。
フォルダには .wasm と .parquet のファイルも入れられます。ファイル数とサイズの上限は、これまでと同じです。データだけを差し替えて更新すると新しい版になり、URL は変わりません。版が増え続ける場合は、残す版の数も設定できます。
DuckDB-WASM の拡張機能(Parquet の読み込みなど)は extensions.duckdb.org から読み込まれます。JavaScript の eval と new Function は引き続き使えず、通信できる相手も決められた範囲に限られます。単一ファイルの HTML と Markdown の扱いは変わりません。
ブラウザの中で集計するため、ダッシュボードを閲覧できる人は、同梱したデータファイルそのものも取得できます。見せる範囲を人ごとに変える必要があるデータには向きません。
エージェントには、同梱のスキルが読み込み方を案内します。データの URL は new URL('data/rows.parquet', location.href).href のように、ページを基準にした絶対 URL で渡してください。